第五章 こんな方におすすめ!目的別フィルム選びのヒント
夏の暑さ対策をしたい方
👉 おすすめ:遮熱フィルム/ミラータイプ・透明タイプ
「午後の西日が地獄…」
そんな方には、熱線(近赤外線)を跳ね返す遮熱フィルムが◎。
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ミラータイプ:反射力が強く、外からの目隠し効果もプラス
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透明タイプ:景観を損なわず、マンションの美観規約にも対応可能
夏場の室温上昇を防ぎ、冷房効率アップ!
よくあるお客様の認識が違う点→赤外線と紫外線の違い
普通はあまり気にしたことがないかもしれません。
ざっくりわかりやすく言うと、虹をイメージしてもらうと、
端が赤と紫になります。その外側のものとイメージをしてください。
これらは、太陽光線からの電磁波の波長域の違いによるもので、
人間が目に見えるものは可視光線と言われます。
太陽光線からの電磁波の波長域が大きい波を作っているのが、赤外線
逆に小さい波を作っているのが、紫外線になります。
・赤外線は目には見えないが、主に熱を感じる。
→インフラレッド (IR)と略して表記されます。
・紫外線は目には見えないが、殺菌効果やビタミンDの合成に必要。
→ウルトラヴァイオレット(UV)と略して表記されます。
室内の日焼けを防ぎたい方
👉 おすすめ:UVカットフィルム
「カーテンが色あせた」「床にシミが…」
そんなトラブルの原因は“窓からの紫外線”。
UVカットフィルムなら、紫外線99%以上カット!
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肌トラブルを防ぐ(赤ちゃん・ペットの健康にも◎)
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家具・床・本・観葉植物も長持ち
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美容室・ネイルサロンなどの店舗にも必須
※ネイルサロンにおいてはレジン硬化の紫外線波長域と
フィルムで防げる波長域が必ずしも同じではありません。
小さなお子様や高齢者がいるご家庭
👉 おすすめ:飛散防止フィルム+UVカット
子どもの飛び跳ね、高齢者の転倒、地震・台風時の破損…
ガラスが割れて飛び散る=大怪我リスク。
飛散防止フィルムで、
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万一の割れにも“ガラスが飛び散らない”
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安心・安全な環境づくりに繋がる
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透明なので見た目も自然
+UVカットで肌の健康も守れる、最強の組み合わせ。
空き巣・台風対策を考えている方
👉 おすすめ:防犯フィルム(厚手タイプ)+飛散防止フィルム
「空き巣は窓から入る」これは統計データでも事実。
さらに台風や突風によるガラス破損も年々増加傾向。
防犯フィルムは…
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厚さ200ミクロン以上且つCPマーク認定なら規定時間はバール・ハンマー攻撃も耐える
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時間稼ぎで「侵入をあきらめさせる」防犯効果
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JIS・CP認定品を選ぶのがポイント
「安全は備えるもの」――その答えがフィルムになります。
おしゃれな目隠しをしたい方
👉 おすすめ:装飾フィルム・ミラータイプ・グラデーション調
「昼間は視線が気になる」「夜は電気で丸見え」
でもカーテンだと暗くなる…そんな悩みに答えるのが装飾フィルム。
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半透明/すりガラス風 → 柔らかく光を取り込みながら視線カット
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グラデーション調 → スタイリッシュな空間演出
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ロゴ入りフィルム → 店舗やオフィスの“顔”としても活躍
見た目と実用性、どちらも叶えるフィルムです。
次は【第六章 まとめ|フィルム選びは「目的×プロの提案」で間違いなし!】
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